心に広がる景色は本物か。
動物全体がどの程度なのかはわからないが、人間は未来に対して、”きっとこうなる”というイメージを無意識的に持っている。
それが”希望”となって気持ちを明るくし、行動をモチベートすることがある反面、そうならなかった場合、”くじかれた期待”となって、私達にそれ相応の症状をもたらす。
明るい未来を描いた方が、もちろん人は生きやすい。
カウンセリングであれば、”どういう未来を望んでるのか”と問うこともよくある。
しかしこれまで、あまりに多くの期待をくじかれてきたなら、きっとこの問いかけは、暗く悲しいものとなるはずだ。
「そんなことは聞かないで下さい…」と。
たしかに次のような考え方もある。
「欲しいものがあるなら、早速にそのためのことを始めたら良い。問題について考えていることなど、不毛なことだ。」
この考え方は、解決志向という援助概念の基礎だ。
しかし、欲しい未来そのものの構築を拒むような時、人はどうやって立ち上がれば良いのか。
今回はそんなテーマについてやりとりさせていただきました。
「心の実態を知っていただきつつ、そうだからこそ未来に現実的なイメージを描けるように。」
それが心理講師としての、私の信念なんだと思います。
「心を学ぶ講座 心理編~自己の旅~」
『心の扱い方』より
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次期、同講座は2019年3月から始まります。
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