画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、座ってる(複数の人)、テーブル、室内、クローズアップ

心に広がる景色は本物か。

動物全体がどの程度なのかはわからないが、人間は未来に対して、”きっとこうなる”というイメージを無意識的に持っている。

それが”希望”となって気持ちを明るくし、行動をモチベートすることがある反面、そうならなかった場合、”くじかれた期待”となって、私達にそれ相応の症状をもたらす。

明るい未来を描いた方が、もちろん人は生きやすい。
カウンセリングであれば、”どういう未来を望んでるのか”と問うこともよくある。

しかしこれまで、あまりに多くの期待をくじかれてきたなら、きっとこの問いかけは、暗く悲しいものとなるはずだ。

「そんなことは聞かないで下さい…」と。

たしかに次のような考え方もある。

「欲しいものがあるなら、早速にそのためのことを始めたら良い。問題について考えていることなど、不毛なことだ。」

この考え方は、解決志向という援助概念の基礎だ。

しかし、欲しい未来そのものの構築を拒むような時、人はどうやって立ち上がれば良いのか。

今回はそんなテーマについてやりとりさせていただきました。

「心の実態を知っていただきつつ、そうだからこそ未来に現実的なイメージを描けるように。」

それが心理講師としての、私の信念なんだと思います。

「心を学ぶ講座 心理編~自己の旅~」
『心の扱い方』より

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