目次
男女の本質を知り、人本来の生き方が見えてくる
今までにない心理学講座
男と女。
性とは誰であっても持っている根源的な自己。
私を見つめること、
誰かと共に歩むこと、
愛し愛されること、
生活を営むこと、
生み育てること、
私たちが住む世界は、『男女』という
世界の構成から逃れることはできません。
男女の旅は、この世界は本来どのように
成っているのかをを、教えてくれるでしょう。
この講座は、対話式の授業によって、生物学的、心理学的、歴史的、文化的から紐解かれた本来の男女の成り立ちを深く提供します。
自分・他者がそもそもどのような存在なのか、そして理想的な関わりはどのようなものなのかを知ることだけでなく、それを現実的にどう生きるのかをレクチャーし、期間中に今までには想像もできなかった新しい世界が拓かれてきます。
基礎となっている学問は、人類学、生物学、精神分析、交流分析、コミュニケーション論、カップルセラピー(米国)、歴史、文化人類学など多岐に渡ります。
心匠・上野大照とは
心理カウンセラー&心理教育講師
心理に関する講義・講演、個人の心理カウンセリングやコーチングを主な活動とし、その他に組織の人間関係コンサルティングやストレスマネジメントなどを行う。
援助者として、前半10年は代替医療現場を経験。
その後、心理カウンセラーとなる。
代替医療の治療師としての経験から、治療法よりも『心理と人間(家族)関係』が治療効果に影響を与えていると感じ、心理学の世界へ転身。
両者合わせると延べ8,000件に及ぶ相談実績を持ち、その多くを解決。
(家族や男女の問題は常に切れ目がない状態)
心理援助のNPO団体理事長職を経て独立。
心理と行動に積極的な変化を促すことに定評があるブリーフセラピスト(短期療法家)。
その対話手法は、傾聴・受容・共感がベースの穏やかに心理を見つめていく業界標準のカウンセリングアプローチよりも、力強さと本質に立ち返る勇気を呼び醒ます特徴を持つ。
短期療法の専門機関日本ブリーフセラピー協会大阪支部長。
西日本における重要地点である大阪に支部を設立した経緯から、活動と功績を認められた人に付与される資格ブリーフセラピストシニアを持つ。
個人の心理教育を提供する事業オフィス・コミュニケーションズを主宰。
関西カウンセリングセンターなど心理の専門教育機関での講師も務め、今や文部科学省までもが推進する文字によるSNS相談技術養成において、その先駆的なカウンセリング技術を提供中。
この講座では、今まで明らかにされてこなかった男女の関わりを、複合的な学問の探求成果として、現実的な講座をお届けします。
講師からのメッセージ
カウンセリングの中で、男女の関わりと無関係の問題はない
私が今回是非ともお伝えしたいことの一つ。
それはカウンセリングをしている中で、男女の関わりと無関係の問題はないと感じることです。
ここで言う男女の問題とは、必ずしも異性との関わり方というところだけに留まりません。
この講座は、男性が男性自身を、女性が女性自身を、そして男性が女性を、女性が男性を知ることから始まりますが、それは自分の性をそのまま感じて良いという『自己受容』の本質に迫ることから始まります。
男性が男性自身を知らずして女性と関われば、女性に示す自分の男性的な反応に自信が持てなくなり不安を増しますし、女性が女性自身を知らずして男性と関われば、自分が男性のようにならないといけないと焦り、余計に男性との関係に問題を持つことはしばしばあるものです。
例えば、女性が問題を男性に語る時、男性にはその問題が体感できず、単に解決を促してしまうという話はよく聞きます。
この時、多くの女性は自分の気持ちの理解を求めているのであり、男性にはそれが伝わらず、問題なのだから解決することが大切だろうと、やはり多くの男性が反応します。
次にこの話がもつれると、女性はなんでわからないのと機嫌が悪くなり、男性は距離を置くことになります。
この単純な喧嘩の構造にも、男女について学ぶべきことがたくさん含まれています。
女性が自分の気持ちを理解してほしいのはもちろん愛情からであり、男性が解決を促したり、揉めだしたら距離を置くのも、やはり愛情からなのです。
そしてもっと大きなことがあります。
それは男女の関係性の話以上のことです。
心理学が目指してきた一つの到達点はここにある
心理学にとって、自己受容(自分をそのまま認め、他人をそのまま認める)というテーマは、その原点が始まった19世紀、フロイトという心理学者が言い始めたところから抱え続けている課題です。
しかし、それが容易に達成されることがないことは、逆にこれまでの心理学が証明し続けてしまっています。
私はその理由の一つが、この『男女』という本質に迫っていなかったからなのではないかと仮定しているのです。
例えば承認欲求という用語一つをとって見ても、同性に認められることと、異性に認められることは少し違います。
(承認欲求とは、人に自分のことを認めてほしい気持ちのことであり、人が認められたと感じるのは、相手が承認のコミュニケーションをとってくれたと理解したときです)
しかし、これまでの論理はそれを同等だと伝えてきましたし、そうせざるを得なかったのかもしれません。
男女について語ることは、許されない理由があった
性は多くの場合、あまり語ってはいけない内容として、認知されています。
この国において性器にまつわる発言は下ネタと呼ばれ、公開の場では恥ずかしくて語ってはならないものだとされていますし、一度男女に何かの差があるという表現をしようものなら、人権団体などから何を言われるかわかりません。
それくらい、男女の話を公にすることは、ある種のタブーとされてきました。
だからこそ、この話題はそれだけ繊細で複雑なことを物語っています。
少し前までは男性が女性よりも有能で権力を持つに相応しいと表現しなければいけない風潮がありましたし、現代では、逆に女性は非力で能力が低いと思われるような発言が見受けられれば、とたんに人権問題として問題視されかねません。
こういった差別意識の元となりそうな、実際には有り得るが語ってはいけないという暗黙のルールのことを、ポリティカル・コレクトネス(政治的に正しい見解)と言います。
有名な事例としては、
・障害者 ⇒ 障がい者
(害という字が人権を侵害していると思われやすい)
・看護婦、保母 ⇒ 看護師、保育士
(男女の雇用機会均等対策の一環として、女性だけの職業という雰囲気を撤廃する為)
などがあります。
このように、歴史上、多くの言葉が変更されてきました。
これを守ることは、大変重要なことだと私も自認しております。
人類は皆が平等であるべきであり、決して人類は差別的であるべきではありません。
しかし、本質的な問題を論じるとき、これとは違う意味で、現実として受け入れることで楽になれる情報を伝えようとする姿勢が必要になります。
これはポリティカル・コレクトネスとは逆に、プラグマチズム(実用主義)という言葉で表現されることです。
プラグマチズムとは、どれだけ有名な理論があっても、それが実用的でなければ意味がないという思想のこと。
この実践者をプラグマティスト(実用主義者)と呼びます。
私は自身をプラグマティストとして公言しており、ポリティカル・コレクトネスに過度に反さない程度には、出来る限り本質的な情報を提供していくべきだと考えている人間の一人です。
つまり、男女の性について語ろうとするとき、多少今まで言ってはならないと言われてきたことについて、論ずる必要が生じてしまうのです。
日本で言うなら、明治政府樹立以降、政治的に性についての露骨な表現がされている象徴物、建築物、団体などに明確な規制がかかりました。
そして私はそれを、よく言う陰謀論のような、政治的な理由によって隠匿されたとは見ていません。
西洋文化が大量に移入してきた明治時代以降と考えるなら、キリスト教社会が入ってくる以上、国際上も露骨な性表現が嫌忌されたのは無理もないと思うからです。
ただし、そのことによって、結果としてもたらしてしまった人間の尊厳としての問題は大きかったと感じています。
その理由は、性器とは身体の中心に位置し、身体的にも精神的にも『自分そのもの』という感覚が強い部位だからです。
この表現だけで、賢明で敏感な人は、性が否定されることによって起こる心理的・社会的(人間関係的)な悪影響は甚大であることが理解できると思います。
男女の本質を知ることは新しい自由な世界への入口
私自身、男性は男性のままで良く、女性は女性のままで良いということを知るまで、多くのことに悩んできました。
そして男性から女性、女性から男性、男性から男性、女性から女性、男性の集団や女性の集団、男女入り乱れた時の集団性などを理解できたことで、この世界がどうやって構成されてきたのか、その一部を知り、世界観が大きく変わりました。
自分自身の家族との関係について大きく寄与したことも、間違いありません。
健康問題にも大きく貢献しました。
息子の喘息は完治し、夫婦で抱えていた関節痛にも大きな改善が始まりました。
仕事の生産性もまるで別のものとなったのは言うまでもありません。
男女(自己の性と異性)を知ることは、この世の実相を理解し、新しい自由な世界を手に入れる為の入口です。
これまで歴史的にタブーとされてきた性と異性に関する対話をこの講座で提供できることに、大きな希望と使命を感じています。
この話題を、単に恋愛や今抱える人間関係のことだけにせず、人類の最小単位としての正しい男女観を知る機会として、この講座の受講をご検討下さい。
受講資格
・新しい男女論に興味を持つ方
・全講座出席可能な方(事前の申請により、不参加日が決まっている場合は、補講などを調整させていただきます)
期待できる成果
参加した方には、以下のような成果が期待できます。
貴方自身への成果
●自己の性を受容できることで、自分そのものへの深い安心感が手に入ります。
●自分のコミュニケーションパターンとしての、男女比率がわかり、自分の扱い方が上手くなります。
●異性との関係性が良好化したり、発展できます。
●自己と異性への認識が変わり、出逢いが拡大します。
家族・友人・知人への成果
●貴方自身の男女認識の変化が、周囲の愛情や能力を拡大します。
(貴方に近い人ほど、その成果が現れます)
●家族や様々なパターンにおけるパートナーシップが高まります。
仕事や日常への成果
●性に対する深い安心は、ストレスが減り、仕事や毎日のやるべきことへの集中力を増します。
●共同・協働の新しいビジネスパートナーシップが、現在の関係にも新しい出会いにも広がります。
カウンセラー・セラピストへの成果
●男女の関わり方への知見が深くなり、相談の幅と質が向上します。
プログラムの特徴
●男女についての専門知識が手に入る
●講義形式だけではなく、それぞれが抱える疑問や問題に向き合う対話(カウンセリング)形式
●講師との対話、他の受講者の物語を知ること自体がセラピー効果となる
●他の受講生と講師の対話が、自分の世界観を広げる
受講特典
★上野大照による個人セッション(心理カウンセリング・コーチング)を特別割引(1回6,600円(税込)(※令和元年10月1日より 6,600円税込))で3回までご利用できます
内容一部抜粋
・生物学的男女差(性反応の違い)
・男性機能と女性機能
・男女別の発達・病理
・男女の歴史
・社会的成長の違い
・愛についての誤解
・男女観から見た誤った自分像
・出逢いから関係性の完結へ
・男女の統合(新しい世界の構築)
※内容は適宜、変更する可能性がございます
最新スケジュール
NEW5期(全5回、月1回、土曜昼コース)
第1回目 | 2019年 5月14日(火) |
第2回目 | 2019年 6月11日(火) |
第3回目 |
2019年 7月 9日(火) |
第4回目 | 2019年 8月13日(火) |
第5回目 | 2019年 9月10日(火) |
全日程受講時間 12:30~16:30
初回のみ単発で覗いてみたい方は、
申込み区分にて、初回のみ(単発)を
ご選択の上、お申込み下さい。
この期でのお申込みはこちらからどうぞ受講相談は無料で承っております
受講会場
場所 |
オフィス・コミュニケーションズ (お申込み後に経路や入室に関するご案内が表示されます) |
---|
個人受講(ビデオ通話)について
上記日程にて参加が難しい場合や、遠方の為会場まで来ることができないという方は、ZOOMというインターネットによるビデオ通話にて、個人のマンツーマン受講が利用できます
ご希望の際は、申込みフォームから備考欄に、その旨、お書き添え下さい
(自動システムにより、通常開催日のお知らせがまいります。ご了承ください)
受講費用・お支払い方法
<受講費用>
137,500円(税込)(※令和元年10月1日より 137,500円税込)
※セラピーライブ『上野大SHOW』に参加されたことのある方の中で、3,300円(※令和元年10月1日より 3,300円税込)の割引権利を使っていない方は、134,200円(税込)(※令和元年10月1日より 134,200円税込)になります。
※初回のみをお試しで受けてみたい方は、5,500円(税込)(※令和元年10月1日より 5,500円税込)で受講可能です(申込み区分にて、初回のみ(単発)をご選択の上、お申込み下さい。)
<お支払い方法>
現金による銀行振込みまたは又はクレジットカード決済をご利用いただけます
※クレジット決済をご利用後にキャンセルする際には、所定のキャンセル手数料がかかる場合があります