人は言葉を自然に覚えてしまう。
その理由は、自分が生きる為であり、人と人が繋がり合う対話の条件だから。
しかし、言葉が自分の意図とは関係なく、勝手に相手へ”ある機能”を発揮していることは、あまり知られていない。
ある機能とは、好んで言うことを聞きたくなるのか、嫌な気分にしてしまうのかということ。
このシンプルな二択は、ささいな言葉の構成(文脈)で決まってしまう。
それを読み解き、催眠療法として応用させた言葉の魔術師”ミルトン・エリクソン”
エリクソン催眠は、古典的な催眠術とは違い、日常対話の中で、勝手に相手へこちらの意図が浸透する。
一部の催眠療法家だけに相伝されてきた言葉の魔術を、対人援助職・カウンセラーの為の特別講座として、お届けします。
目次
ミルトン・エリクソンとは
ミルトン・ハイランド・エリクソン。(1980年没。享年79歳。)
自分の意志とは関係のない症状に苦しんでしまう相談者。
催眠療法は多くの奇妙は症状を、画期的に解決してきた。
自己暗示というスタンスから始まった催眠療法を、言葉の魔術によって飛躍的に向上さたてのが、この人。
米国アリゾナ州フェニックスで開業していた精神科医だ。
多くの心理カウンセリング技術が生まれた1960年代を代表するセラピストであり、アメリカ臨床催眠学会を創設・初代会長を務め、長時間の対話を必要とした心理問題の解決を、超短時間で解決に導く技能の創流も、彼による功績が大きく、後の行動療法や解決志向などの諸分野も、彼の研究なくして生まれ得なかったものが多い。
その手法の肝となるのが、特有の言葉遣い(文脈の作り方)にある。
講座内容
Chapter1 ペーシング
・ペーシングとは
・ユーティライゼーション(資源の有効活用)
・クライアントの心理
Chapter2 表層構造と深層構造
・意識と無意識
・メタ・モデル
Chapter3 言葉の埋め込み
・埋め込みとは
・埋め込み技法
Chapter4 TDサーチ:無意識による横断派生検索
・TDサーチとは
・五感による意識状態の解説
・具体的な言語介入ステップ
Chapter5 NLPの観点からみたエリクソン
・代表システム(五感の応用)
・意識の変容法
・リード・システム(感覚が脳内で反応を起こすまで)
・小説(物語)的な言葉かけ
Chapter6 催眠治療の原則
・言葉による意識の分断
・無意識の力の理解と応用
・指示と非指示の違い
・催眠状態における身体的特徴
・催眠を深め留める方法
・未知なる力を発動させる催眠法
Chapter7 催眠治療の実際
・対話の主導権のとり方
・催眠の段階(深さ)を読む観察術
・催眠段階に応じた対話法
特別回(有料オプション)
催眠療法セッションのライブビデオによる解説と実習
7回を通じて、内容全体を網羅する進行となります。
講座概要
授業時間・回数
1回3時間(計7回)
開催頻度
月1回
受講費用
1回 16,500円(税込)(※令和元年10月1日より 16,500円税込)
一括 115,500円(税込)(※令和元年10月1日より 115,500円税込)
お支払い方法
銀行振込(ゆうちょ口座)またはクレジットカード(paypal)
※お申し込み後、1週間以内にお支払い下さい。(ご入金の確認がとれない場合、後で申し込まれた方が優先される場合があります)
詳細の支払先は、お申込後に表示&メールされます。
定員
1回6名
現在公開されているスケジュール
次回開催日は未定です。
決定次第更新いたします。