ゆきむねかよこさん～『サロン・ド・ラメール』主催～

オフィス・コミュニケーションズで最も深く長期となる専門講座である「心匠セラピスト養成講座」では、一通りの学びを終え筆記・実技の審査を通過された方に「心匠セラピスト」資格を付与しています。更にその後も継続して学び続け、高いレベルのカウンセリング力を認められた方には上級技能者である証として「心匠セラピストシニア」を認定させていただいております。

今回は、その３人目の認定者となられた「ゆきむねかよこ」さんをご紹介させていただきます。

四柱推命鑑定士・心理カウンセラーとして活躍中

ご自身の悩みを占ってもらうところから始まり、プロの占い師、そして心理カウンセラーとして活躍されているかよこさん。

サロンでの鑑定・カウンセリングだけではなく、地域誌の占いページの担当や動物と共に暮らす豊かさをテーマとしたサービスのアドバイザーなど、広くご活躍されておられます。

人気占い師となられるまでに、数多くのご経験もされたとのこと。

今回はそれも含めてご紹介できたらと思います。

こころの仕組みを図式で説明されたことに「目から鱗」

「心匠セラピスト養成講座を受講された動機などについて教えていただけますか。」

上野大照先生の心理学に興味を持ったのは、Facebookで知り合いが、「心」とは何かについてお話して下さる先生から、体験講座を受けることができるという投稿からでした。
それまで心とは感情で、目に見えないものと思っていた私でしたが、図式化して具体的に説明してくださりました。目から鱗でした。
その体験から大照先生の本講座を受けて真剣に勉強してみようと思いました。
最初に受けたのは、今の「心を学ぶ講座心理編～自己の旅～」の前身になった「セルフチェンジプログラム」というもので、受けていくうち、講座自体も驚きの連続でしたが、何よりも自分の置かれている環境が変わっていくことが目まぐるしいほどでした。
それがあったからこそ、占い師としての仕事にも役立つと思い、一番専門性の高い「心匠セラピスト養成講座」受講を決めたのだと思います。

心の病気と向き合う経験が私を変えた

「ご自身の心の病気と向き合った経験が今を支えているとお聞きしていますが、その辺りのことを教えていただいてもよろしいですか？」

はい、これは大照先生と出会う前の話になりますが、もともと30代の頃に家族とのトラブルや父の納得のいかない死があり、そのストレスからなのか過呼吸症候群とパニック障害を経験し、私には無関係と思っていた心の病気と向き合わざるを得なくなりました。
つらい経験ではありましたが、その頃からスピリチュアル系、自己啓発の本など読みあさり、誰でも心の病気になりうること、そして乗り越えることもできることを、身を持って知ったことは、価値のあることだったと思います。
そして、この経験が、余計に心のしくみを知る興味へと駆り立てるようになりました。
それまで、幸せは目に見えるもの、環境が作るものであるとしか考えていなかったと思います。おきた出来事は現実ですが、その受け止め方は自分の思考であることを認識できたのです。もちろんリアルな環境が幸せに結び付かせることもあると思いますが、どんな環境であっても自分の思考、心の持ちかた次第で変えられると実感できました。
とはいえ、自分の心を変えられても、相手とのコミュニケーションはなかなかうまくいかないもので、それはやはり解決しなければと数年悩んでいました。

鑑定と心理を仕事にするまで

「貴重で繊細なご経験についてお話くださり、ありがとうございます。その後、現在の鑑定と心理のお仕事をされるまでについてもお教えください。」

子育てが一段落してから、化粧品関係、アパレルの仕事をしつつ、合間に学校へ通って、気功や四柱推命鑑定士、レイキティーチャー、フットマッサージの資格をとりました。
その後、家族の介護などがあったのでアパレルの仕事をやめ、今から7年前にカウンセリングオフィス「サロン・ド・ラメール」を開業し、四柱推命鑑定、フットマッサージの仕事を始めました。ちょうどその頃に朝会というものを友達から紹介され、それをきっかけに仕事の紹介が相次ぎ、このまま順調に進めるものと心躍る毎日でした。しかし、憧れだったサロンの開設と同時期に、妹が脳梗塞で倒れて半身不随になり、この仕事を続けていけるのかという不安とこの先の私の人生について考えるようになりました。
大照先生の講座に出会ったのはこの時期です。
長く感じてきた心の疑問、解消しきれない人間関係、妹のことがきっかけで強くなった将来の不安、それが拭えるのかもしれないと思った私が、大照先生の講座に入ったのは、必然だったのかもしれません。
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心匠セラピスト養成講座で得たこと

「ご自身の人生そのものを見据えた学びとして受講いただいたのですね。ここで得たものについて、少しお教えいただいてもよろしいですか？」

いくつもの講座を受けさせていただいたので、それらを合わせてのものではあるのですが、悩んでしまう自分から解放された気がしています。
大照先生の講座のすごいところは、ただ学ぶだけではなく、自分も変っていくことです。
これはどの講座でのことだったのかハッキリとは覚えてないのですが、「いったいいつになったら私は落ち着くのでしょう。ひとつ片付いてほっとしたらまた何か起きるのですが。」と問いかけたとき、「壁を乗り越えたら、また次の壁が来るんですよ。」と笑顔でおっしゃられたことがありました。
その時、私はこれまで「悩みが生まれない」とか「苦しみが生じない」ことを願っていたのかもしれないと気付かされたような気がします。
大照先生の言葉をうまく言えませんが、今は仕事でもプライベートでも、うまくいかないことがあっても、また良くなるし、また壁もあるんだろうな、と漠然と思えるんです。
これはその都度解決はできるし、前に進めるんだということを、実際に乗り越えながら体感的に学ばせてもらえたからではないかと思っています。
悩みをなくそうとするのではなく、それがあるからこそ、自分らしく強く生きられるという思いになれたのは、ここで学んだからこそです。
今度は、それを私が人に伝えていってあげたいとも思っています。

「未来は変えていける希望あるもの」と伝えていきたい

「今後について、どうお考えになっているかも教えていただけますか？」

私は以前から、占いは不幸な未来を予測して、不安を煽るようなものではなく、未来は変えていける希望のあるものなんだと、鑑定に来られる方に伝えたいと思っていました。
不思議にも、占いの多くはそういうものではないんです。
そのことを伝えていく為に、心匠セラピスト養成講座での学びはとても役立ちました。
未来は自分の意識の持ちようで変わるのだと、実感できたわけですから。
今後は、心匠セラピストシニアの資格をいかしながら、四柱推命鑑定と心理カウンセリングで、相談にくるかたが笑顔で帰っていかれるセラピストを続けていきたいと思っています。会社のイベントなどで沢山の方の悩み相談をさせて頂くこともあります。現在は悩み相談の短期解決技法であるブリーフセラピーを学び、キャリアコンサルタント（国家資格）にも挑戦中です。もうひとつの顔として、現在アパレル関係の仕事で店長をしており、お客様とのコミュニケーションがいつのまにか悩み相談になることもあり、それが楽しかったりします。私自身、置かれている環境での悩みはその都度やってくると思いますが、それはそれで、あまり不安がないのです。
まだまだ勉強の日々が続きますが、今はそれが楽しくてしかたないですね。

「どこまでも探究心と向上心の高いお方なんですね。それが更に多くの人に役立っていくことを疑いなく信じております。今後の更なるご活躍を期待しております。」