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心理教育家・心理カウンセラーの上野大照が、1年間の学びと実践を集大成して毎年開催している年始ワークショップ。対面&オンラインのハイブリッド開催。
2023年(令和5年)は、立春の時期に初回開催をさせていただきます。
現在、3期の早期割引を3日間限定(2月23~25日)で実施中です。
このワークショップは、昨年開催したワークショップのテーマ“意志力”を更に磨き、個々人の“実現力”を、積み上げられた心理学の知見を用いて底上げするためのものです。内容にご興味をいただける方は、以下、詳細についてお読みください。
参加によって手に入るもの
○ 人が何かを願っても叶わない理由の得心
○ 脳の現実認識装置の扱い方
○ 焦りと不安からの解放
○ 夢物語ではない現実的な実現力の向上
主催者からのメッセージ
このスペシャルワークショップは、2023年立春という時を経て、個人が生きる中で起きている現実の歪みを修正し、それぞれの実現力を飛躍的に高めることを目的に設計いたしました。
何故、実現力を飛躍できるのかという理由について、以下に解説させていただきましたので、少しお時間をいただき、お読みいただければ幸いです。
人にはそもそも狂った地図が入っていた?
19世紀に始まった心理学という学問は、人の心という不明瞭な実態を求めて発展してきました。
現在は、1879年、ドイツのライプツィヒ大学に心理学実験室が設置された日を皮切りに、現在まで143年もの時間をかけた先端に位置しています。
当初は“事実(起きたこと)”と“意識(解釈)”との溝をひたすらに埋めることによって実験と研究を積み重ねたわけですが、21世紀に入る頃には、脳科学を含む神経生理学との融合によって、極めてリアルな実態が解明されてきました。
その中には、公式発表からまだ数年しか経っていないが故に、まだまだ世界中で認知されていない「人の心の真実」が秘められています。
その一つが、人が現実を感じる際に起きる脳の壮大な勘違いの仕組み。
五感を通じて受け取った現象を認識する際に、左脳が勝手な物語を作話して、内的に間違った説明がされてしまうという恐ろしくも奇妙な現実です。
例えば右脳(左目)が切れ味の鋭いナイフを見て恐ろしさを感じ、左脳(右目)に人を確認したら、「この人は私を殺そうとしているかもしない」と思うかもしれません。
でも実際にはこの2つの存在には繋がりがないのです。
その仕組みは、“インタープリター・モジュール”として最新の脳科学において説明されており、間違った現実の認識を基に、未来を思い描くという理由になっているようです。
これは、多くの人が、予想通りの未来になりづらい要因として証明されています。
つまり、人は脳の自動的な認識に任せてしまうと、間違った現実情報を基に、行動を選択してしまうということが起きているようです。
そして最大の問題は、左脳が作話した非現実を、いかにも実際に起きていることだと納得してしまう“無意識の説得力”にあります。
現実は本当に自分が思っている通りなのか
多くの人は、「自分は正確な未来を見通すことができる」などとは思っていません。
だからこそ、科学への盲信や、占いやスピリチュアリティ、心理学、宗教などに頼ろうとします。
なのに、自分が納得してものについては、何故か疑うことが少ないようです。
納得とは、一体何なのでしょうか。
“腑に落ちた”とはよく聞く言葉ですが、心理カウンセリングの現場では、当人が感じている納得の外側に、本質的な解決策が広がっていることを、私は何千回と眺めてきました。
自己万能感が高いだけの、実際には何もできない人を、多くの人がバカにします。
反対に、悲観的で本当には起きないことばかりに不安を抱き続けることも、おかしな生き方です。
なのに、自分が作り出してしまった左脳の作話には、従ってしまうようです。
だからこそ、人は自分の選択に自信が持てなくなりがち。
更にはそこを狙って、起きもしない妄想で頭に花を咲かせるスピリチュアリティ、話を聴くだけで何もできない心理カウンセリングなど、相談支援業にも落とし穴は山ほどあります。
私がそうでないとはもちろん言い切れませんが、少なくとも、何がそうした不利益を与え続けてきたのかという情報を、わかった限りにおいて伝えていきたいと思っています。
WSの特徴
○ 実際的な対策を重視する心理カウンセラーによる講座
○ 単発の学びではなく、高いレベルの実現を可能にしていく習慣改善型プログラム
○ 心理カウンセラーが直接対話しながら、状況に処方する小規模対話型
○ 深い知識の学びと体感的にわかる参加型学習
◯ 短時間で気づきの覚醒を起こす対話を重視
主催(講師) 上野大照
心理教育家・心理カウンセラー
オフィス・コミュニケーションズ 代表
日本ブリーフセラピー協会 大阪支部長
さくメンタルクリニック 顧問
関西カウンセリングセンター 講師
全国SNSカウンセリング協議会 SV
(有資格:公認心理師、2級キャリアコンサルティング技能士、ブリーフセラピストシニア、その他)
末期がん、重度の精神疾患を数多く体験した代替医療現場から、心と人間関係の力に注目し、心理学を通信大学にて履修。ほどなくして、現場で早急な対応を培ってきたゆえに、長い時間をかけた心理支援に疑問を持ち、高い効果性を示したNLPによる神経症治療・トラウマケアを民間にて従事。
心理療法提供団体にて主任カウンセラー、主任講師を兼ねた理事長職を3年経験した後に独立。
現在のオフィス・コミュニケーションズを開業。
その後は対話によって短期間で問題を解決する心理手法・短期療法(ブリーフセラピー)に魅せられ、大阪で短期解決専門のカウンセラー・カウンセラー養成講師、一般向け心理教育講師を兼ねている。
個人セッション、グループセッション、チームコンサルティングなどを含め、相談総件数は、延べ約10000件。(現在も年間800件ほどの相談支援を実施)
現在は、精神科医師と組み、地域医療にも貢献。
発達障害の臨床にも専門性を持つ。
YouTubeチャンネル「こころのミカタ」で動画による心理的な援助も定期開催している。
動画による内容紹介
YouTubeライブにて、インタープリターの罠から逃れ、自分が望む人生を歩む方法について、「集中力と心の余裕を同時に生み出す心の仕組み」として解説させていただきました。
この内容が、そのまま今回のワークショップの導入として視聴いただけるものです。
約1時間ありますので、お時間に余裕のある方は、どうぞご覧ください。
ワークショップを受ける予定のない方であっても、見ていただく価値がある内容になっております。
※YouTubeライブのアーカイブ(録画)を見るときは、このページのまま見るよりも、YouTubeの画面へ行き、チャットのリプレイも同時に見ていただけるとわかりやすいと思います。PCの場合はYouTubeへ行けばそのように表示されますし、スマホの場合はYouTubeアプリへ飛んで、上部に出てくる「チャットアイコン(コメントマークのようなもの)」をタップして、表示させてください。
内 容
前段で説明した「脳が勝手に想像する作話」が、一人一人の人生にどんなドラマを創り出していくのか。
科学者ではなく、心理学実践者側の主催者としては、脳科学と心理学が、実際のところどれほどの接点を持っているのかはわかりません。
ただ、自身が感じている感覚として、最新の脳科学的理解と心理学的実践は、あまりうまく繋がっているようにも思えません。
このワークショップは、その点を、レクチャー、対話、体験を通じて深めていきます。
脳科学側で証明される前から、心理学では、心が現実の誤認を引き起こしていく現象を長い歴史の中で捉えてきました。
精神医療も、症状とそれへの対症療法ばかりが先行してきた時代から、徐々に変化を見せつつあります。
精神科の心理師でもある主催者がデザインしたこのワークショップは、そういった精神医療における最新の知見からも人間心理を捉え直します。
具体的には、先天的な人間性を決定づけている“発達特性”と、対人関係的な距離感を決めてしまう生育環境要因でつくられる“愛着形成”についての学びです。
人は全動物の中で、最も学習する生き物。
脳科学的にも、生後、大人になるまでに人間ほど脳の変化・成長を示す動物はいません。
しかし、それがどんな変化・成長をしていきやすいのかは、やはりある程度のパターンが存在しているようです。それをわかりやすい言葉で、人は皆“個性”と呼ぶのでしょう。
それぞれの個性ができあがるパターンと、そのパターンがやってしまいやすい想像的な作話を突き止め、現実を知ることで、ここからの人生にズレの少ないロードマップを描いていきます。
それは最早、内側に存在している脚本家としてのもう一人の自分を知り、共同作業をしていくような過程となります。
Day1(初日)
1.脳が作り出している非現実
主にインタープリターが作り出している作話的現実とはどうなっているのかについて、レクチャーと共同探索をしていきます。
2.人生が脳へ与える影響
生きてきた体験は、脳へ多大な影響を与えています。これを理解し、起きている事実と、自分が感じている現実との差を見つけ出していきます。
3.発達特性と愛着形成
人には先天的な発達特性と後天的な愛着形成という存在を決定する柱が存在しています。本来人はどう生きることができる存在なのか、ここから1ヶ月、探索していくテーマを共有していきます。
※当日までに多少変更する可能性があります
After Day1⇒Before Day2
(初日~2日目までの期間)
Day2を迎えるまでの間、生きる上で必要なピースの見つけ方を講師がサポートしつつ、実現力の覚醒めを図っていきます
Day2(2日目)
1.自己の再形成
レクチャーとワークを通じ、現実の世界に自己の存在を樹立していく方法論を掴んでいきます。発達心理学の最新知見です。
2.自己再養育
自己の中には、大人になってから再養育可能な因子が眠っています。これが実際的にインタープリターのチューニングを可能にしていきます。その方法として、心理的安全性を脅かしてきた過去をひっくり返します。
3.新たな物語の創造法
ここまでの学びを通じて、ここからの人生を生きる新しいライフプランを創造します。絵空事ではない未来を手に入れていく一歩がわかります。
※当日までに多少変更する可能性があります
開催スケジュール
一人ひとりとの対話を重視する関係上、各回、対面・オンライン合わせて12名で締め切らせていただきます。
1期・土曜コース
Day1 2023年 1月28日(土)
Day2 2023年 2月25日(土)
時間 両日10:00~17:00
満席となりました
サロンの参加枠を超える申込みを
いただいたため会場を変更しました
(申込み済みの方には追って個別に連絡)
(2023/01/26 09:00現在)
2期・金曜コース
Day1 2023年 2月17日(金)
Day2 2023年 3月17日(金)
時間 両日10:00~17:00
満席となりました
サロンの参加枠を超える申込みを
いただいたため会場を変更しました
(申込み済みの方には追って個別に連絡)
(2023/02/16 09:00現在)
3期・水曜コース
Day1 2023年 4月12日(水)
Day2 2023年 5月10日(水)
時間 両日10:00~17:00
対面残席 2名
オンライン同時受付中
(2023/03/16 09:00現在)
日程が合わないが興味のある方
日程が合わない方でも、この講座に興味のある方は、こちらへメッセージいただけば、新スケジュール公開後、優先的にご連絡させていただきます。
※1・2期が完全満席となる可能性が高いため、その場合も、こちらへメッセージをお願いいたします。
参加費
55,000円(税込み)
※1・2期 2022年12月末までに入金の方は早期割引44,000円(税込み)
※3期申込みの方は、早期割引が2023年2月19日までとなります。
お支払方法
基本的に口座振込(ゆうちょ口座)またはクレジットカード(PayPal)となります。
※paypay、メルペイ(D払い)、au決済によるQRコード決済を希望される方は、申込完了メールに返信にて、その旨お伝えください。
参加方法
対面またはオンライン
対面の場合
会場:オフィス・コミュニケーションズ(大阪市阿倍野区、最寄駅:天王寺駅・阿倍野駅)
※詳細はリンク先をご覧ください。対面参加者比率が高くなった場合、会場を変更する可能性があります。
オンライン
zoomというオンラインビデオ通話アプリによる参加となります。
zoomの利用方法は次の通りです。
1.zoomアプリの使用可能な端末(ビデオカメラとマイク付のパソコン、タブレット、スマートフォンなど)を用意します。
2.データ通信量を多く消費しますので、有線及び無線LAN(Wi-Fi)または、電話回線(4G)で十分なデータ量があることについて、事前に確認します。
3.参加申込後、事前に送信するメールから、zoomアプリのインストールが自動で完了するリンクを、使用する端末からクリックして、zoomサービスの利用登録を完了しておきます。
(※以前にzoomを利用されていた方は、事前に最新版へのアップデートをお済ませください)
4.講座開始5分前になりましたら、参加者のビデオ通話テストを行いますので、再度前項と同じリンクをクリックして参加してください。
申込み方法
こちらの申込みフォームから、参加日を選択し、必要な情報をお送り下さい。
フォーム送信後の自動表示ページに記載されている方法で、参加費の入金をお済まし下さい。
参加費の入金が確認できるまで、申込みは完了となりませんので、ご注意ください。
日程が合わない方でも、この講座に興味のある方は、「この講座へ興味がある」へメッセージいただけば、新スケジュール公開後、優先的にご連絡させていただきます。
申込み締切について
各回の申込みは、開催日前日または申込み人数10名となった時点で、締め切らせていただきます。
お問い合わせ
この講座に関わらず、お問い合わせ事項がありましたら、お気軽にこちらから、お問い合わせください。