本当にそうなのか。
私はおそらく心理学系統の講師の中では、かなり洗いざらい、自分の状況も環境も、起きていることも、思っていることも、うまくいってることも、悩んでいることも、カミングアウト系カウンセラーと言ってもいいくらい語る方だと思う。
別に人の悩み解決をしてたとしても、同じ人間だし、尊敬できる素晴らしい先生として壁を感じられるよりは、「その人も同じようなことに悩んできたんだな…」と同じ戦場で戦ってる仲間意識を持ってもらう方か幸せだ。
（逆に、そう思ってもらえる意味では幸せなのかもしれない）
今回は新しく始めた実用心理学講座0期の2回目授業。
内容が定まってないから、一緒に作っていってもらうことを条件に少し割引で始めた0期が、こんな満席になってもらえるとは驚いた。
コロナ前より盛大かもしれない。
懇親会で、ある参加者が、
「この先生は、自分のことをそのまんま言うし、同じように悩んで、それを理論として学んで実践して伝えてくれるから、言葉に説得力があって、学び甲斐がある。」
と言ってくれていた。
思えば小さな頃から、なんでも自分のことを言うから怒られてきた。
「あんたね、人には言っちゃいけないことがあるの！」
ずっと言われ続けてきた言葉だ。
たしかにそれはそうだろう。
礼儀も、体裁も大事だ。
人の気も知らないで、随分迷惑かけてきたと思う。
でも、この性質があるからこそ、親しみを感じてもらってるし、嘘のない自己一致感があって、話す言葉にも力が入る。
人の悩みって、体裁では語れないからこそ、意味があるんじゃないか。
もちろん、結局は言葉を選ばないといけないけれども。
人が根本から間違ってることなんてない。
匙加減や技術が足りないだけであって、自分が自ら否定しがちな性質でも、そこを強みだと思って、ちゃんとコントロールしていける方が、きっと良い人生だ。
嘘ばっかりで人を育てる心理士になんてなりたくない。
恥ずかしいこと晒して、はにかんで、笑ってもらって、リアルな講座を今後もやっていきたい。
そうでないと実用心理学なんて言葉、使えませんよね。
開講中の講座はこちらをご覧ください。
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※投稿記事にあった「実用心理学講座」は、１期を秋からの金曜コースで実施予定です
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