画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、リビング、室内

【対象となる方】
家族や夫婦、恋人、職場などの人間関係を整える方法を知りたい・コミュニケーション能力を高めたい

【期待できること】
家族、出逢いと交際、職場、住民同士など、あらゆる人間関係を変化させるコミュニケーション法を知ることができます

「なんでいつもそうなの?なんで!?」
女が言い放つ。
「だからわからない。なんかそうなるんだよ。」
男が言い捨てる。
「そういうこと言ってるんじゃないの。わからないでは困るのよ。傷つく私はどうなるの?」
「じゃあ何にどう傷ついたのか説明してくれよ。君の言うことはいつもわからない。」

普段は仲の良い二人。
しかし、一度揉めるとこの対話がしばらく続く。
そこにお互いが納得する建設的な答えを見いだせたことはない。
この疲れた関係をどうしていくのか。
それぞれに思いを巡らせていた。

現代は離婚率が高くなっているという言説が増えている。
しかし、これは実際とは少し違う。
実際には全体の離婚率はやや減少傾向である。
根拠は厚労省のデータを詳しく読み込めばわかる。
しかし、その中で40年前くらいからすれば、大きく増えている離婚がある。
それは熟年離婚。
なんと当時の10倍にも上っているのだ。
現代は男尊女卑的社会からの脱却が進み、男女同権が叫ばれて久しい。
2007年には年金分割制度の法律が変わり、主婦でも夫の年金を財産分与できるように変わった。
おそらくこれは、熟年離婚に大きく拍車をかけたと言える制度改革である。
しかし、筆者の思うところでは、これは制度による変化よりも、当然の権利を分配したら起きたことであって、溜めていた心理の解放に過ぎない。

男と女では、役割が違う。
人間は役割が違えば、脳も心も身体も違うように機能する。
その意味では、男女と言っても、単純にそれぞれが持つ生殖器が示す性別の違いだけでは、全てを語れない。
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、それぞれの英語の頭文字からとったセクシャルマイノリティの総称)が世界中で市民権を得始めている昨今、性の話はどうやら分化されたそれぞれの役割との関連が深いと見た方が良さそうだ。

相手はどうしてそういうことをするのか。
これは心理・感情的な視点であり、主に女性的なものの見方である。
人の行動は、心の中に理由があるはずだということになる。

男は女よりも生活上の重要事項を忘れやすい。
女と共同生活をすれば、その能力は余計に相手に頼ることになる。
このとき、ある一定数の女は、男が忘れる理由はどこにあるのかと問いただしたくなる。
しかし、男の側に他のことを優先事項に考える理由はあっても、それを忘れる為の理由などない。
何故かそうなる。
あえて言うなら、絞られた目的意識にしか目がいかないのだ。
多くの男はそう言いたいが、それを言うと、「君を見ていない」と受け取られて逆上をくらう。

心理カウンセラーとしては、実は男にも心理・感情的な理由がないようではないらしい。
ただ、男は自分の深い心理というものに、どうやら繋がりが希薄だ。

男は理屈、女は感情。
これもよく聞く単純表現だが、筆者には少し違和感もある。
あえて言うなら、男は目的達成の為に動き、女は互いの充足を満たそうとしているとでも言えるだろうか。

どちらにしても、こういう男女の特質を紐解いていくと、多くの人間関係問題は、相手に対し、
『お前はなんで女なんだよ!』
『なんであなたは男なの!』
と互いに言い合っているように思える。

そもそものベースがズレている男女の対話をつなぐ架け橋はどこにあるのか。
対話が円滑になるためには、お互いにどんな翻訳が問われているのだろうか。
私たちの生きる体験は、当たり前の日常の中にある。
それが仕事というオフィシャルな場であっても、持っている心理に変わりはない。

人は生まれ、育む女性と教える男性に養われる。
自己の性を知り、同性と語らい、異性と触れ合う。
性を通じた対話は、生きる礎。
それこそがこの世の成り立ちに適った生き方。
人生に効く処方箋は、対話の質にある。
その効用は、互いが思っていもいなかった新境地へたどり着けること。

【イベント概要】
3時間の参加で、コミュニケーションによって起こしがちな失敗と対策、男女差、男性社会と女性社会、性混合社会の違いを紐解き、家族、恋愛、会社、友人たちなど、各種コミュニティが心理的に満たされたものとなる為の基礎が手に入ります。

日 時:以下の中で日程をお選び下さい。
・平成30年11月24日(土)14:00~17:00※開場13:45
・平成30年11月27日(火)13:30~16:30※開場13:15

【セミナー内容】

<レクチャー1>男女の対話システム

人間関係が深まる対話と、すれ違い疎遠になっていく対話の2種類について、対話の仕組みをレクチャーさせていただきます。

その際に、男女という観点が、いかに人間関係に問題を起こしているのか、そして逆に問題を解決させていくのか、またうまく統合できたときにどのような新しい可能性があるのかが理解できるようにお伝え致します。

このことで、人間関係を深めたり改善したりする理論と、具体的な方法が何なのかを知り、人生に応用することについて、考えることができます。

< 実習 1 >性を意識した対話

実習はペアでの対話。

ペアは時に女性同士、時に男性同士。場合によっては男女のペアとなります。

この3つの仕組みによって、それぞれが特徴あるペアとなり、その体験を通じ、性を通じた対話能力を身につける価値がわかります。

※参加人数によって、取り組む実習内容に多少の変化があります。

<レクチャー2>問題を生む関係と、関係が進展する関係

対話の在り様は、そのまま人間関係を形成します。

そこには目に見えない関係の観察ポイントが存在し、それがわかれば、今後両者は「問題を生む関係または問題が解決しない関係」を続けるのか、「関係が今以上に進展し、共に何かを創造していける関係」になっていくのか、検討をつけることができます。

そのための諸条件について、解説させていただきます。

< 実習 2 >人間関係の処方箋

レクチャー2について理解できれば、人間関係を構築する方法が掴めてきます。

そのためにも、男女別にどのような問題が生じやすく、どう対処すべきなのかを実習を通じて、体感いただきます。

良い関係の構築は、ストレスを軽減し、心理的に満たされるだけでなく、飛躍的な生産性が発揮されることも理解できるでしょう。

<レクチャー3>質疑応答

ここまでのレクチャーや実習を通して、自分が実際に居る環境でどのように応用していくのか、参加者からご状況をお聞きし、講師が応答していきます。

その他対話に関するどのような質問にもお答え致します。

【申込み】
https://www.reservestock.jp/page/event_series/25978
リンク先の最下部より該当する日程をお選びいただき「選択」ボタンからお申込みの上、参加費をお支払いください。
※お申込み後は、確認メールが届きますので、そちらから参加を確定して下さい。参加費のお支払い確認ができましたら、申込み受付完了となります。

参加費:4,320円(事前送金を原則としております)
※クーポンをお持ちの方
 以前のイベントによってクーポン権をお持ちの方は、メッセージなどでお知らせ下さい。

【お支払方法】

1.振込:ゆうちょ銀行
① ゆうちょから(記号番号で)お振込の場合
 14140-52314961 オフィスコミュニケーションズ
② 他銀行からお振込の場合
 ゆうちょ銀行 四一八支店 普通 5231496 オフィスコミュニケーションズ

2.クレジットカード(Paypal)決済
 お申込が完了した画面から可能です。また、お申込み完了のメール内にも決済のリンクが貼られております

会場:オフィス・コミュニケーションズ

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